ワシントンD.C.を拠点とする非営利団体「バイク・トゥー・ザ・ビーチ財団(B2B)」は6月10日、ニューヨークを走るバイクツアー「bike to the beach」を開催する。
同ツアーは、自閉症の国際支援団体「オーティズム・スピークス(Autism Speaks)」と協力し、自閉症に対する意識向上の呼び掛けと支援を目的に始動。ワシントンD.C.のライダーが、デラウェア州のデューウィービーチまでを走る恒例イベントとして、5年にわたり行われてきた。2007年の開始以来、これまでに75万ドル(約6,000万円)以上を寄付している。
昨年に続き今回が2度目となるニューヨーク大会では、マンハッタンのユニオンスクエアからクイーンズの東に位置するウエスト・ハンプトンビーチまでの約100マイル強を自転車で走る。今年からリレーのオプションも用意し、2人で交代しながらツアーを行うことも可能になった。走行ルートの途中には給水所やスナックスタンド、自転車の整備場も備える。
B2Bのメンバーは、年間500ドル以上の寄付金集めを約束することが会員規約だが、「通常、ライダー1人あたりが1,000ドル以上を集めている」と共同創設者で共同社長のベン・ダリーさん。「B2Bはサイクリストが地域に貢献できる機会を提供していく。イベントは皆が楽しみながらチャレンジできる内容なのでメンバーの笑顔が絶えない」とも。B2Bではメンバー登録以外にボランティアや寄付のみでの参加も受け付けている。
大会参加登録料は165ドル。先着500人にカスタムB2Bジャージーが配られる。