ニューヨークのハイライン公園(The High Line)に7月28日、ユニクロが協賛する屋外ローラースケートリンクが期間限定オープンした。
6月にオープンしたハイライン公園第2区画、30丁目のパブリックスペース「The Lot」内に設置された同リンクは、広さ743平方メートルの屋外ローラースケート場。特設されたDJブースからは流行の音楽が流れ、フードトラックが冷たいドリンクやアイスクリームを販売する。
当日は開場前から行列ができ、地元の子どもたちもハイラインのTシャツを着て参加。初挑戦者から手慣れた具合に滑るスケーターまで、多くの人が楽しんだ。「ローラースケートは余りしないけど楽しかった」とエンジェル君(9)。
オープニングイベントには、プロスケーターやセントラルパーク・ダンス・スケーターズ協会のダンサーも登場。協会メンバーでスタントウーマンのリネーさんは「ニューヨーク市内にはローラースケートリンクがなく、たくさんの人が開設を望んでいた。こういう場が必要だった」と話す。「限定ではなく常設なら、なおうれしい」と常設化を希望する。
資金とクリエーティブの両面で協力するユニクロは、敷地内に仮設ショップ「ユニクロキューブ」を出店し、通常店舗で扱うカシミヤ、SAVE JAPAN!Tシャツ、プリントTシャツなどを販売する。スタッフのラレーナさんは「夏を締めくくるにふさわしいエキサイティングな企画」と笑顔で話す。
ローラースケートも無料で貸し出し、自前のローラースケート、ローラーブレードの持ち込みもできる。初日と2日目の先着500人は入場無料。
開園時間は11時~22時(木曜~土曜は23時まで)。入場料は、大人=12ドル、子ども(12歳以下)=10ドル。9月26日まで。