大韓航空は8月9日、「空飛ぶホテル」として話題の総2階建てジェット旅客機、エアバス「A380」型機のニューヨークJFK～仁川線を就航する。

　6月17日からA380型機の成田就航を開始した同社は、同機のニューヨーク～仁川線を8月中は週3便、9月1日から毎日運航する。ニューヨークを現地時間14時に出発した同機は、現地時間の翌17時20分に仁川に到着する予定。フライト番号はKE082。JFKのターミナルは、日本航空と同じターミナル1。

　同機は、2階にビジネスクラス94席、1階にはファーストクラス12席とエコノミークラス301席の計407席を用意。世界初のDuty Free商品が並ぶショーケースのほか、「Absolut Vodka」の協力により実現したバーラウンジエリア「Celestial Bar」も完備する。

　同社は就航を記念し、A380型機のUSBメモリーと空路地図のノートを乗客に贈呈。特定の座席ポケットに隠すというサプライズギフトも用意する。併せて、ニューヨーク～仁川線の無料航空券が当たる懸賞も8月31日まで実施している。

　同社ではA380型機10機を発注。2011年末までに5機の受領を予定し、ロサンゼルス線、パリ線など長距離路線の就航を予定する。