ミッドタウンの展示センター「ディスカバリー・タイムズスクエア」(226 W 44th Street, New York)で10月1日、米人気テレビドラマ「CSI:科学捜査班」の体験型エキシビション「CSI: The Experience」が始まる。
同展示は、来場者が新米科学捜査官となり犯罪現場の捜査にチャレンジするもので、3つのうち1つの現場で起きた事件を、研究所内の15カ所に流れるCSIキャストによるビデオメッセージと証拠や痕跡をもとに捜査・解明していく。
1114平方メートルの広いフロアを使った体験型展示は、ドラマのエンターテインメント性とリアリスティックな科学の原理と捜査技術の融合を図るため、科学捜査のエキスパート175人によるコンサルタントにより開発。マルチセンサーやインタラクティブなアトラクションを交え、DNAや血痕、指紋調査、法医人類学、毒物学などの科学を起用し、来場者を犯罪解決の深い世界へ導く。
制作に当たったテキサスの「フォートワース科学技術館」には、疑似体験を提供する展示分野で最も栄誉のあるティア(THEA)賞が贈られた。
対象年齢は12歳以上で、マルチメディアのプレゼンテーションは英語とスペイン語の字幕を用意する。開館時間は、日曜~水曜=10時~20時、木曜~土曜=9時~21時(チケット売り場は19時まで)。入場料は、大人=25ドル、シニア=21.50ドル、子ども=19.50ドルなど。2012年1月1日まで。