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新装ドラッグストアがフローズンヨーグルトマシン導入-すしシェフ常勤も

導入されたフローズンヨーグルト「Fro Yo(フローヨー)」ステーション

導入されたフローズンヨーグルト「Fro Yo(フローヨー)」ステーション

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 大型ドラッグストアチェーン「Duane Reade(デュアン・リード)」が12月16日、ミッドタウン52丁目の店舗(1657 Broadway, New York)に新しいサービスを導入し、新装オープンした。

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 同チェーンは今回、エクスプレスストアだった約288平方メートルの店舗を1858平方メートルに拡大。地階に健康、ビューティーグッズ、日用雑貨売り場を設け品ぞろえを充実。食品を扱う1階では、来店客が各自でサーブしたりオーダーができる「UpMarket(アップマーケット)」ステーションを導入した。

 その一つが、同チェーン初となるフローズンヨーグルト「Fro Yo(フローヨー)」。バニラやチョコレート、マンゴー、ブルーベリーなど8種類のフレーバー(5.99ドル)で提供する。M&M’sやグラノーラを含む8種類のドライトッピング、Chirardelli(ギラデリ)のチョコレート各種、Reese's(リーシーズ)のピーナツバターから成る4種類のソースも用意するなど本格的だ。ほかにも、スラッシーステーション「Freezee(フリージー)」、オートミールステーションをそろえる。

 同店では、その場で作るスムージーステーションにダウンタウンで既に展開する「すしステーション」も設置。10年以上の経験を持つすしシェフ、エリー・ユンさんが常勤し、にぎり、ロールと合わせて29種類を提供する。ゴマ、ワサビ抜きなどのカスタムオーダーも可能。

 「1日3回商品を入れ変えるため、いつでも新鮮なすしを楽しんでもらえる」とスタッフのデーナ・ユンさん。人気商品はサーモン、エビ、マグロ、スパイシーツナロールなど4種類が入ったコンボパック(12.99ドル)。「健康志向のニューヨーカーには玄米のすしロールも人気」(デーナさん)とも。

 同店で買い物をしていた、近隣のホテルで働くキャレン・ジョンソンさんは「ほかの会社にも利益をもたらすいいビジネススタイル。利用者にもコンビニエント(便利)。これからさらに使える」と好印象。日本のコンビニさながらのサービスに加え、さらに大胆な取り組みで拡張するドラッグストアの今後に期待が集まる。

 24時間営業。

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