イーストビレッジに1月6日、プディング専門店「Puddin'(プディン)」(102 St. Marks Place, New York)がオープンし話題となっている。
同店で扱うプディングは、料理学校を卒業後一流レストランで下積みを重ねたシェフでオーナーのクリオ・グッドマンさんが1年かけて編み出した全品オリジナル。乳製品はNY北部の農家から取り寄せ、材料も全て天然食品を使うなど素材にもこだわる。
「プディングはシンプルかつ簡単で『こうでなくちゃいけない』というルールに縛られない、懐かしいお菓子」と自身も愛好家というクリオさん。「店を出したら面白いかもしれない」という発想が広がり、出店にこぎ着けた。
クリオさんお薦めのコーヒープディングは、エスプレッソをふんだんに使った苦みと甘みの相性が抜群の一品。バナナを牛乳で煮詰めたバナナプディングもクリオさん「絶賛」の品。ほかにもバニラ、チョコレート、バタースコッチなど全8種類(5.50ドル~)、生クリームやフルーツ、塩キャラメルソースを含む手作りトッピング(1ドル)も多数用意する。
メニューは単品のほか、パフェ(6.50ドル)やプディングを挟んだケーキ(5ドル)、ホールケーキ(40ドル)、クッキー、ウーピーパイ、ドリンクなどもそろえる。プディングやパフェは瓶詰めと、オリジナリティーに富んだパッケージを使用。次回来店時に瓶持参で1ドル引きになるサービスも提供する。
「バナナクリームドリームパフェ」とバタースコッチを購入したエリカさんとエリオットさんは「滑らかでとてもおいしい。偶然見つけて良かった」と口をそろえて舌鼓を打った。
商品は全て店内でホームメードという同店。「ケーキは既にオーダー待ちの状態。大きなキッチンが必要になりそう」とうれしい悲鳴を上げるクリオさんは、カフェスペースを備えた2号店オープンも視野に入れている。
営業時間は11時~翌1時。