ニューヨーク国際現代家具見本市「ICFF(インターナショナル・コンテンポラリー・ファニチャー・フェア)」が5月19日から、ジャコブ・K・ジャビッツ・センター(655 West 34th Street, New York)で始まる。
4日間にわたり開催する同イベントには、世界34カ国からインテリアデザイナーや建築家、卸売業者など2万5000人以上が参加。最新のデザイン家具や室内装飾材、キッチン用品など535点を展示する。
日本からは、「アキ工作社」が段ボール素材を使った立体ペーパークラフト「d-torso(ディー・トルソー)」を出展するほか、1959(昭和34)年創業の老舗「タニハタ」は和室の仕切り壁に通風・換気・装飾の機能を持つ「組子欄間」。「TTNコープレーション」は伝統、自然、現代を織り交ぜた職人手作りの畳を展示するなど、18団体が参加する。
企業だけでなくカリフォルニアのアート・デザイン学校や東京大学のデザインサークル、フィンランドの大学など学生6団体が学生によるクリエーティブな家具も展示。
一般入場は最終日の22日。開催時間は10時~16時。入場料は業界関係者=無料、一般=60ドル。チケットはオンラインで購入できる。