アメリカで製作された、日本にゆかりのある、または日本人映像作家による短編映画を集めた映画祭「ニューヨーク・ジャパン・シネフェス」が6月8日、アジア・ソサエティー(725 Park Avenue, New York)で開催される。
ドラマからアニメーションまで、バラエティーに富んだ7作品を一挙に楽しめる2時間30分のイベント。日本人科学者がアメリカ人人類学者に恋する物語を描き、マンハッタン国際映画祭で最優秀コメディー短編賞を受賞した「Radius Squared Times Heart(ラジウス・スクエアード・タイムズ・ハート)」(鈴木やす監督)、同じく最優秀短編賞に輝いた古川康介監督の「UGUISU(ウグイス)」、黒澤明監督の代表作「七人の侍」をモチーフに、8人目の侍をユーモラスかつシリアスに描いたジャスティン・アンブロシーノ監督の「The 8th Samurai(8番目の侍)」などが上映される。その後、上映作品の監督が出席してレセプションも行われる。
フェスが開催される「アジア・ソサエティー」は、アジア文化の理解を目的に設立されたNPO。同じ6月8日には、日産自動車のカルロス・ゴーン社長などアジアのビジネスリーダーたちによるパネルディスカッションも開催される予定。
「ニューヨーク・ジャパン・シネフェス」の開催時間は18時30分~21時。入場料は、一般=11ドル、シニア・学生(要ID)=9ドル、会員=7ドル。