アメリカン航空は、東日本大震災の影響で運休していた、羽田空港とニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港(JFK)を結ぶ直行便の運航を再開した。
18時55分JFK発・翌日22時15分羽田着(所要時間14時間20分)と、6時50分羽田発・同日6時40分JFK着(所要時間12時間50分)の2便を、日本航空(JAL)とのコードシェアで毎日運行。今回の再開に伴い、アメリカン航空のJFK-成田空港の直行便は運休した。
「この便利な便をお客さまに再びご案内できるのは、大変喜ばしい」とアメリカン航空のティム・アハーン副社長。「2大都市間の旅行は、米日間の商業や文化交流の鍵となります」とも。
日本政府観光局ニューヨーク事務所の田中由紀所長は「アメリカから日本への訪問者数は急上昇している。羽田は東京に近く、この直行便の再開は、アメリカ人観光客をより引き付けることになるでしょう」とコメントを寄せている。
同区間の運航は昨年2月にスタートしたが、3月11日の大震災による需要の低下で9月から一時運休。今回、6月1日の直行便再開(羽田発は3日)で、羽田からボストンやマイアミ、ワシントンなど北米各都市への乗り継ぎをはじめ、北米から羽田を経由してシンガポール、バンコクなどへのアクセスも便利になる。