ニューヨークの有名レストランの味が、音楽などのステージと共にお手頃価格で楽しめるアウトドアフードフェスティバル「Taste of Times Square(テイスト・オブ・タイムズスクエア)」が6月11日に開催された。
会場はタイムズスクエア近くのブロードウェイから9番街の46丁目と、ブロードウェイプラザ(45丁目~47丁目)。19回目となる今年は、観光ガイドなどでも紹介されている人気ピザ店「ジョンズ・ピザーラ」、チーズケーキで有名な「ジュニアーズ・レストラン」や、世界各国で展開している「ハードロックカフェ」など、周辺の有名レストラン50店舗以上が出店、多くの人でにぎわった。炉端焼きとすしのレストラン「Mr. Robata(ミスターロバタ)」など8店舗は、今年が初めての出店となった。
入場無料で、来場客は1枚1ドルの「テイスト」チケットで、中心価格2ドル~6ドルの各店の料理に払うシステム。会場はドラムやジャズの演奏、ダンスなどのパフォーマンスでさらに沸いていた。
常連で、ニュージャージーから足を運んだローラ・メンターさん、スーアン・ゴールドバーグさん、シャロン・グロスさんの3人は「すごく美味しかった。ステーキ、サンドウィッチ、ソーセージ、オムレツ…たくさん食べた。これからジュニアーズ・レストランのチーズケーキを食べる」「(同フェスは)ニューヨークの街をさらに盛り上げる」「様々な種類の料理が食べられ、多くの人に会えてとても楽しい」と笑顔で話した。
主催は、タイムズスクエアの発展と促進を目的として1992年に設立されたNPO「タイムズスクエア・アライアンス」。今年は、写真加工アプリ「インスタグラム」でフェスタの様子を撮影した写真コンテストも開催。作品応募期間は6月12日~7月12日。