30個以上のコンテナを利用したアウトドア写真イベント「Photoville(フォトビレ)」が6月22日、ニューヨークのブルックリン・ブリッジ・パークのピア3で始まった。
会場は、マンハッタンのミッドタウンから地下鉄で20分ほどの場所にある 、イースト川沿いにある開発中のパーク内。主催のアートイベントグループ「ユナイテッド・フォト・インダストリー」は、「ブルックリンで誰もやったことがないユニークなイベントを開きたい」と、8ヶ月前カ月前から準備を始めたという。一つのビレッジ(村)に見立てた会場内のコンテナ1個1個が、それぞれ趣向を凝らした「写真ギャラリー」となっている。
ギャラリー以外にもドッグランやビアガーデン、出展アーティストによるトークショーなどを開催。会場の中央には、色も大きさもさまざまなカメラの模型をチューリップなどの花に見立てた、アンドレ・フェリシャノさんによる作品「カメラフラワー」が置かれ、来場者の人気を集めている。
同イベントの責任者の一人でブルックリン出身のローラ・ローマノズさんは、「写真好きだけでなく、一般の方にもぜひ足を運んでもらいたい。そして、この街(ブルックリン)をフォトビレと共に体感してほしい」と笑顔で話した。
開催時間は6月28日・29日=16時~22時、23日・30日=11時~22時、24日・7月1日=11時~19時。22日・23日・28日・29日には20時30分からナイトイベントも。入場無料。