ニューヨークの「アップルストアソーホー店」(103 Prince Street)が7月14日にリニューアルオープンし、朝早くからたくさんのニューヨーカーが押し寄せた。
同店は、5店舗あるニューヨークのアップルストアの1号店。去年から改装工事が行われていた。14日は開店前から店先に長蛇の列ができ、10時、スタッフや大勢の客の歓声と拍手の中でグランド・リオープンした。もともとは郵便局舎だったという2階建ての広大な店内は天井の一部がガラス張りになっていて、中央のガラス階段には明るい日差しが降り注ぐ。
「明るくて活気のある雰囲気。広い階段がガラス張りでかっこいい。外見も店内もソーホーの街によく合っている」と、父親と店を訪れたマンハッタン在住のヨマリア・ベネットさん。当日先着3000人に無料で配られたオリジナルTシャツを片手に、笑顔を見せていた。
新ソーホー店の2階には、ニューヨークのアップルストアでは初めて、「製品をビジネスの場でどう活用するか」を学ぶ「ブリーフィング・ルーム」が設けられた。1階はiPhoneなどのアップル製品が並び、2階へ上ると正面に映画館を連想させる大型スクリーンと座席が現れる。イベントやワークショップにも利用可能な座席スペースも設置されたほか、無料で製品の使い方や技術などをスタッフから教わることができる相談コーナー「ジーニアス・バー」がリニューアル前よりも広くなった。
営業時間は9時~21時(日曜は19時まで)。