ニューヨーク市内の300店以上のレストランが、ランチとディナーを一律料金で提供する「NYCレストランウイーク・サマー2012」が7月16日に始まった。
レストランウイークは毎年夏と冬に開催。アメリカンフードをはじめ、イタリアンやフレンチ、中華やコリアンなどバラエティ豊かな300を超えるレストランが、ランチとディナーに3つのコース料理を用意。それぞれランチ24.07ドル、ディナー35ドル(ドリンク・税・チップ別)で提供する。日本食レストランは「MEGU」や「田舎家」など11店が参加。一方、タイレストラン「Kin Shop(キン・ショップ)」など8店が今回初登場した。
1992年に95店の参加でスタートした同イベントが今年で20年になるのを記念して、ニューヨーク公共図書館(455 5th Avenue)では「ニューヨークの食の歴史」をテーマとした展示会「Lunch Hour NYC(ランチ・アワー・ニューヨーク・シティ)」を開催。同図書館では今月17日から、20年間の軌跡を紹介するパネル展示も行う。
ニューヨーク市観光局(NYC & Company)のジョージ・ファティータCEOは、「ニューヨーカーや観光客はレストランで食事するだけでなく、この展示会でニューヨーク市の活気あふれる文化を楽しんでほしい」とコメントを寄せている。
レストランウイークは8月10日まで。月曜~金曜(一部レストランは日曜も実施)。「ランチ・アワー・ニューヨーク・シティ」は来年2月17日まで。