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「NY寺子屋」で初のサルサ教室-ダンス留学生が「人間力」鍛錬法も

サルサレッスンの様子

サルサレッスンの様子

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 定期的にセミナーや勉強会などを行っているニューヨーク在住日本人の集まり「NY寺子屋」が7月21日、初めてのサルサ無料体験レッスンを開いた。

「NY寺子屋」代表のテリーさんと講師を務めた大崎さん

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 「コアマッスルと人間力も鍛えよう!」と題したレッスンの講師を務めたのは、日本からニューヨークにダンス留学中の大崎稲穂さん。ダンス経験も年齢も異なる男女19人が参加、自己紹介に続いて、サルサの基本ステップなどを1時間半にわたって学んだ。

 サルサは中南米からの移民がアメリカで始めたラテン音楽に合わせて踊る男女ペアのダンス。講師の大崎さんは、「踊りの中で男性が女性をリードするので、言葉によらないコミュニケーションが重要」と解説。コアマッスル(身体中心部の筋肉)の鍛錬法に加え、「人間力」の大切さを説いた。

 レッスンに参加した「NY寺子屋」代表のテリー・佐藤さんは、「サルサは手でコミュニケーションをとるので面白かった。視野が広がった」と話した。

 日本の伝統文化の再確認や、人と人のつながりをテーマに活動する同団体は、これまで「江戸しぐさで学ぶコミュニケーション法」や環境問題、右脳を使った学習法などのセミナーを開催してきた。テリーさんは、「『今失われつつある昔大切にされていたこと』をテーマにしていきたい。江戸時代の『粋』な日本人について考えたい」と抱負を述べた。今後は、日本食レストラン料理長による「ごまのすり方」や「味噌教室」などを予定している。

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