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NY・大戸屋で日本人向け「食育セミナー」-カロリーと健康の関係など紹介

セミナーの様子

セミナーの様子

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 全米1号店として今年4月にオープンした「大戸屋N.Y.チェルシー店」(8 W 18th Street)で7月23日と24日、現地の日本人向けに食育セミナー「カロリーと健康の関係」が開催された。

食育セミナーの様子

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「健康的な食生活を毎日送るために必要な知識を身に付ける場」として、大戸屋は日本各地の店舗で240回を超える食育セミナーを主催してきたが、ニューヨークでは初めて。講師を務めたOTY食ライフ研究所の柏原幸代さんがは、戦後日本人の食生活の変遷を示すグラフを見せ、「日本人のカロリー摂取量は年々減ってきている」と説明。一方で「ただカロリーを減らそうとするのではなく、食べる順番や組み合わせを考えながら楽しくおいしく食べることが健康につながる」と力説した。このほかにもカロリーに関する正しい知識や一般ではあまり知られていない「食の新事実」が紹介され、受講者は熱心にメモを取っていた。

 参加した主婦の河裾道子さんは「これまでカロリーを気にして白米ではなく、苦手な玄米を食べていたが、玄米は体質によって合わないこともあると知った」とびっくりした様子。今後は買い物の仕方や食事の仕方も変えていくという。

 大戸屋の三森久實会長は「食事はカロリーよりもバランスが大切で、定食はバランスが良い。外食の中の『内食』として家庭の味を提供して行きたい」と話した。食育セミナーについても「今後バンコクや香港、台湾などの海外店舗で、日本人向けに開催したい」という。

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