ニューヨーク・イーストビレッジの画廊「gallery onetwentyeight(ギャラリー・ワン・トゥウェンティエイト)」(128 Rivington Street)で9月1日、日本人アーティスト16人によるグループ展「キラキラ展」が始まった。
発案者はフランス在住の日本人アーティスト・堀江美智子さん。「きらきら星」の歌のように「まだ見いだされていない小さな、けれど可能性を秘めたアーティストたち」を紹介したいと、自らキュレーターを務め、初めてニューヨークでのグループ展を実現させた。日本をはじめ、アメリカ、イギリス、フランスから日本人アーティストが参加している。
14日までの開催期間は前期と後期に分かれる。7日までの前期はフランス在住の銅版画アーティスト・平野貴子さんや、飛騨高山を拠点に活動するサイコカイトさんら8人の作品を展示。8日からの後期は、写真を使ったインスタレーション作家で日本から参加のhigaco(ヒガコ)さんや、人形制作や編み物など多方面で活躍するフランスからのKiki Maillet(キキ・マイレ)さんら8人が出展。初日の1日と8日は18時30分からオープニングパーティーが開かれ、ジャズの演奏なども行われる。
「西洋人とは違う視点を持った日本人アーティストがどんどん海外で目に留まる機会が増えていくことを願っている」と堀江さん。
入場無料。同展終了後の15日からは、堀江さんと他の女性アーティスト2人による3人展「クリーミーキャット展」も同ギャラリーで開催予定。