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NY・コロンブス像上に「リビングルーム」-日本人アーティストがパブリックアート

公開準備中のTatzu Nishi(西野達)さん作品「Tatzu Nishi: Discovering Columbus」

公開準備中のTatzu Nishi(西野達)さん作品「Tatzu Nishi: Discovering Columbus」

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 日本人アーティストTatzu Nishi(西野達)さんがニューヨークで手掛けるパブリックアート作品の公開日が迫り、鑑賞フリーパスの申請受け付けが9月12日に始まった。

リビングルームの外観

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 ドイツ在住の西野さんは今回、マンハッタンの円形広場、コロンバスサークルの中央にそびえるモニュメントにリビングルームを作るというパブリックアート「Tatzu Nishi: Discovering Columbus」を制作。ニューヨークの芸術支援団体「Public Art Fund(パブリック・アート・ファンド)」により、今月20日から一般公開される。

 モニュメント頂上に立つ約4メートルのクリストファー・コロンブス像の上に部屋を作り、ランプやカウチ、テレビ、コーヒーテーブルなどリビングルームの必需品と、西野さんオリジナルの壁紙でデコレートし、一般的なアメリカのリビングルームを再現する。「部屋」には上ることもでき、コロンブス像の視点から、これまでに味わったことのないニューヨークの眺めが体験できる。

 地上からの高さは約21メートルと、ビル6階の高さに匹敵。展示スペースまでは階段で上り、鑑賞時間は1人30分。13歳以下の子どもは保護者の付き添い、18歳以下は保護者または責任者によるパスの申請が必要で、5歳以下の子どもは推奨されない。

 展示時間は10時~21時。11月18日まで。

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