グッゲンハイム美術館、50周年で無料開放-記念イベントも

「50」をモチーフにしたモニュメントと「グッゲンハイム美術館」

「50」をモチーフにしたモニュメントと「グッゲンハイム美術館」

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 グッゲンハイム美術館(1071 5th Avenue, New York)が10月21日、創立50周年を記念して10時から17時45分まで一般客に無料開放された。

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 1959年、ちょうど50年前のこの日、建築家フランク・ロイド・ライトのデザインによりに華やかな誕生を遂げた同館。「50」をモチーフにしたモニュメントが置かれた入り口では、入場を待つ人の長蛇の列ができ、写真を撮る人でにぎわっていた。

 早朝から列に並んだ先着50人にはエコバッグをプレゼントしたほか、館内では同館のドキュベンタリービデオ「Art, Architecture, and Innovation」(27分)上映のほか、家族向けの教育プログラム、絵本の朗読や記念クッキーの配布など、この日のために特別に企画されたイベントで訪れた人を楽しませた。

 50周年記念モニュメントを撮影した人は、個人の写真を写真共有サイト「flickr.com」へアップロードしウェブアルバムを作ったり、164時30分からはグッゲンハイム・ツィッターチーム、来館者、世界のフォロワーがライブで書き込みができる「ツイッターツアー」も展開。テクノロジーを駆使し世界の美術好きと交流が持てる場を作り上げた。

 これを記念して、エンパイア・ステート・ビルディング(350 5th Avenue,
New York)でも1階ロビーで同館の歴史を撮った写真展を10月末日まで開催している。同ビルは、21日夜には50歳の誕生日を祝う赤色でライトアップされた。

 現在、同館では「カンディンスキー展」(2010年1月13日まで)、この日から始まった彫刻家アニッシュ・カプーアさんの「メモリー」が開催されている。

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