バンクーバー五輪開幕を2月13日に控え、ニューヨークの「グランドセントラル駅」(15 Vanderbilt Ave, New York)で今月1日から、20年以上五輪スポンサーを務めるクレジットカードブランド「Visa」による、3Dを含む映像や写真を駆使したキャンペーンが始まった。
同キャンペーンは、オリンピックをテーマにVisaが展開する広告キャンペーン「Go World」の一環。毎日約300万人が利用するグランドセントラル駅構内に100以上の映像やイメージを掲示し、同ブランドが協賛する「Team Visa」メンバー選手をアピールするほか、Visaカード保有者に当たる旅行の懸賞もアピールする。
最も駅利用者の目を引くとされる3D映像の投影では、通路の壁に幅4.2メートル、高さ2.4メートルのスクリーンを含む計16のスクリーンを設置、Go Worldコマーシャル「Anthem」と「Trip for Life」の2本(各30秒)を上映し、3D用眼鏡をかけた見物客は1分間の3D映像が体験できる。
通常映像の投影では「Dan Jansen」「Team Visa」など4本のGo Worldコマーシャルや、選手トレーニングの舞台裏などを上映するほか、ポスターやパネルなどの紙媒体が駅構内を飾る。YouTubeのGo Worldチャンネルもリニューアルされ、2月2日からはGo WorldのオフィシャルFacebookページも開設。ウェブ上では新着情報を随時更新していくとしている。
3D用眼鏡配布時間は、2月1日・2日=10時~15時、19時~21時、2月3日~28日=11時30分~13時30分。キャンペーンは2月28日まで。