1月8日、米グーグルとNPO再開発企業「Chelsea Improvement Company(チェルシー・インプルーブメント・カンパニー)」がニューヨークのチェルシー南西部で無料Wi-Fi接続サービスを提供すると発表した。同サービスはマンハッタン初の試みで、年間数十万人へ提供するニューヨーク市最大のWi-Fiネットワークとなる。
同地区には、グーグルのニューヨークオフィスがあり、ベン・フリード最高情報責任者は「この地区はわれわれの家みたいなもの。ここに無料のWi-fiを提供できることを誇りに思う」と話した。また、同サービスにはニューヨーク市も協力しており、ブルームバーグ市長は「ニューヨークは世界の主要なデジタル都市となっていくと確信している。そのためにも、万人がアクセスできるハイスピードのインターネットを提供することは大事な基盤」と話した。
現在はGansevoortストリート~19ストリート間の8番街~West Side Highwayの屋外での利用が可能となり、その他公共施設のThe Chelsea Triangleや14th Street Park、Gansevoort Plazaでも利用できる。最終的には、公立の学校でも利用できるようになる見込み。