20世紀の伝説的な作詞・作曲家コンビ、ロジャース&ハマースタインによって1957年にテレビで発表されたミュージカル「シンデレラ」がついにブロードウエーに登場する。3月3日の公開に先駆け、1月25日よりプレビュー公開が始まった。
数あるシンデレラのオペラやバレエ、ミュージカルの中でも主要作品として挙げられるのが「ロジャース&ハマースタイン・シンデレラ」。「サウンド・オブ・ミュージック」を手掛けた、伝説的な作詞・作曲家コンビのシンデレラが長い歴史の中でついにブロードウエー初進出を果たした。
ストーリーは、意地悪な母や姉たちの仕打ちを受けながらもけなげに働くシンデレラの前に舞踏会の夜に妖精が現れる。夜の12時の鐘が聞こえる前に戻る約束をしたが…と一般的に誰もが知っているロマンチックな物語をベースに、政治風刺やどたばた喜劇などを合わせたコミカルな作品となっている。カボチャの馬車、ガラスの靴などのクラシックな要素ももちろんあり、きらびやかで陽気なステージは子どもも大人も楽しめる内容となっている。
「Broadway Theatre(ブロードウエー劇場)」(1681 Broadway)で公開。上演時間は2時間15分。チケットは45ドル~。