「Jazz at Lincoln Center's Frederick P. Rose Hall(ジャズ・アット・リンカーンセンター内、ローズシアター)」(10 Columbus Circle)で3月22日、 2回目となる東日本復興支援プロジェクト「Hand in Hand」コンサートが開かれる。
日本の復興に必要な支援を世界にアピールすると同時に、震災時から現在までに世界各国から送られたさまざまな支援に日本からの感謝の意を表明するため指揮者・山田あつしさんによって立案された同プロジェクト。昨年のコンサートでは大勢の市民からの支援を受け、日米の新たな友情をアピールするステージとなった。
今年はオーディションを通過した80人の高校生が被災地の東北3県から渡米し、コンサートに出演する。米国からはカレッジ・オブ・ニュージャージーの生徒120人が参加し、総勢200人のコーラスグループがニューヨーク・シティ・オペラ・オーケストラ有志による「ザ・フレンズ・オブ・ジャパン・オーケストラ」と、東北への鎮魂と復興への力強い誓いを奏でる。
また、Steinway & Sonsは支援の一環として、特別にカスタム・ピアノ「Hopes of Tohoku」を制作した。ピアノには同プロジェクトのアシスタント・プロデューサー山本かりんさんによって絵が描かれ、世界にただ一つのピアノが完成。「被災地の子どもたちが将来に希望を持ち続けるための一つの手助けになってほしいという希望を託した」と山本さん。ピアノの売り上げの20%が同プロジェクトに寄付される。
開場は19時30分。入場無料。