ニューヨークで毎年行われる「New York International Auto Show 2013（ニューヨーク国際オートショー）」が、ミッドタウンウエストの「Jacob K. Javits Convention Center（ジェイコブ・K・ジャビッツコンベンションセンター）」（655 West 34th St.）で、3月29日から開催される。イースター（復活祭）の週末に行われる同イベントは1900年に始まり、今年で113回目を迎える北米で最も歴史のある新車発表の巨大コンベンション。

　北米市場に力を入れている日系メーカーの車は、トヨタの「ハイランダー」（日本名クルーガー）をはじめ、スバル（富士重工業）が初のハイブリッド車「XVクロストレック」の出展を予定するなど、今年はSUVが主流。欧州他社の目玉は、ランドローバーの「レンジローバー・スポーツ」、メルセデス・ベンツの「CLA45 AMG」などで、新型車の発表に注目が集まる。

　会場では、日産自動車が今年10月から10年間、ニューヨーク市とイエローキャブの独占契約を結んだことから、導入が決まったモデル「NV200」を展示する予定。同モデルは市の1万3000台のタクシーに順次次世代エコタクシー「Taxi of Tommorrow」として導入される。現行のフォード「クラウン・ビクトリア」に比べ足元のスペースにゆとりを持たせ、NYの街並みを楽しめるようサンルーフを装備、安全のため防弾ガラスが採用されている。

　開催期間は3月29日～4月7日。月曜～土曜＝11時～22時、日曜＝10時～19時。入場料は、13歳以上＝15ドル、12歳以下＝5ドル。