昨年夏、一部を残して閉園したコニーアイランドの遊園地(1000 Surf Avenue, Brooklyn)が新テーマパークとしてよみがえる。
ニューヨーク・ブルックリン南に位置するコニーアイランドは、遊園地とビーチがある半島で、マンハッタンから地下鉄で行ける手軽さからもニューヨーカーの人気スポットになっていた。7月4日の独立記念日には「ネイサンズ」で「ホットドッグ早食い大会」が開催され、夏の観光名所として知られる。
今回ブルームバーグ・ニューヨーク市長とセントラル・アミューズメント・インターナショナル(CAI)が発表したテーマパーク「ルナ・パーク・アット・コニーアイランド」は19種類の遊具を設け、今年5月のオープンを予定する。「スクリーム・ゾーン・アット・コニーアイランド」は2種類のジェットコースター、スライディング・ショット・ライド、ゴーカートなどの絶叫マシンや大人向けの乗り物を設け、2011年の夏オープン予定となっている。
今回、企画計画書が採用されたCAI社は、同エリアの6.2エーカー(約2万5,000平方メートル)の一区画と10年の契約を結び、3,000万ドル(約27億円)の建設・運営費用を投資予定。2011年までに正社員330人の採用を見込んでおり、地域の雇用促進も期待される。
同テーマパークは、5月下旬から10月中旬まで、毎日営業を予定(冬期は週末のみ営業)。