ニューヨークのジャパン・ソサエティー(333 East 47th St.)は6月13日、講演と試食会を兼ねたイベント「うまみのもと、麹とその利用法」を開催する。
しょうゆやみそ、酒など日本食に欠かせない醸造調味料を作るために重要な存在である「麹」。麹は原料となる穀物を蒸したものにコウジ菌を付着させ、繁殖させたもの。今回のイベントでは日本食の原点ともいえる麹に注目し、ブームを超えて日本の食卓に定着しつつある調味料、塩麹としょうゆ麹を紹介する。
麹を理解するために、日本酒造青年協議会認定「酒サムライ」の称号を持つティモシー・サリバンさんが麹の品質の重要性、製作過程などについての講演を行った後、ウエストビレッジで人気のレストラン「博多トントン」の萩原好司シェフが麹の活用法をデモンストレーションを交えながら紹介する。その後行う試食会では、萩原シェフオリジナルの麹料理を銘酒「八海山」と共に堪能できる。イベント終了後には、お土産、オリジナルレシピを配布する。
開場18時。開始18時30分。入場料は、一般=12ドル、会員、学生、シニア=8ドル(試食会・お土産・オリジナルレシピ込み)。