「ニューヨーク・ワイン・エキスポ」が2月26日~28日、ジャコブ・K・ジャビッツ・コンベンションセンター(655 W 34th Street, New York)で開催される。
今年で3回目となる同イベントは、消費者と商業者向けに企画されるイベントで、試飲のほかセミナーを通じワインの知識を高める場としても活用されている。地元ニューヨークやオレゴン、カリフォルニアなどの国産ワインをはじめ、フランス、イタリア、ドイツ、オーストラリア、南アメリカなど世界170以上のワインメーカーから600種以上のワインが出品される。
ワインセミナーでは、「Wine for Women」の著者でワイン専門サイト創設者、レスリー・スブロッコさんと、「ワイン・スペクテイター・スクール」創立者のグロリア・マロッティ・フラジーさんが講師を務める。ペアリングとワイン取り扱いの基本から、ポルトガルワインとポートワインの原料である黒色系ブドウについて、スペイン産でなじみの薄い品種のブドウ「アレイン」「ボバル」についてなど、専門的な講座も開く。
同イベントディレクターのエド・ハーレーさんは「毎年ワイナリーの多くは、新しいブレンドや地域の銘柄を試供に出すため、その年ごとにユニークな展示会になる。いつもと違うワインを試すのに良い機会だ。家庭でも外食先でも、また味わってみたいというワインに出会えるかもしれない」と話す。
28日はトレードのみ。入場券は、26日=85ドル、27日=95ドル(前売りは10ドル引き)。