ブルックリンのプロスペクトパークで7月27日、「ニューヨーク 北海道ゆかりの会」主催のジンギスカン大会が行われた。当日の最高気温は27度と、絶好のジンギスカン日和となった。
総勢70人を超えた参加者が振る舞われたジンギスカンを楽しんだ。参加していた北海道札幌市出身の男性会社員は「ニューヨークでジンギスカンを食べられるなんて思っていなかった。肉は前日から特製のタレに漬け込まれていたらしく、本格的でとてもおいしかった」と話していた。
同会は、ニューヨークやその近郊に在住の北海道出身者や在住経験者、北海道が好きな人など、北海道にゆかりのある人の親睦と情報交換を目的とした会で、1989年に発足した。1997年以降活動を一時停止していたが、2001年の同時多発テロで北海道出身者も犠牲になったことをきっかけに、北海道ゆかりの人たち皆で元気になるよう、2002年に再開した。
現在の会員は約80人で、奇数月に行われる定例会のほか、新年会、ヤンキース観戦、ジンギスカン大会、ワシントンや南カリフォルニアの北海道人会との交流、ニューヨークの他県民会との交流など、年間を通じてさまざまな活動を行い親交を深めている。