マンハッタン市内に数多くのピザ店があり、大のピザ好きともいえるニューヨーカーにとって夢のようなベッド「ピザベッド」が登場した。見ただけでおなかがいっぱいになりそうだと注目を集めている。
ブルックリンで活動するフリーランス・アーティストのクレア・マンガニエロさんは、「ピザをベッドにしたらどれだけすてきなことか」と考えて同作品を制作。枕をきつね色にこんがり焼かれたピザの耳に見立て、布団部分にはとろけるチーズやその上のサラミ、トマトソースなどでリアルなピザを表現した。
市内に数多くのあるピザ店以外でも、近年はピザ・グッズが注目されている。セレブがピザ柄のTシャツをファッションに取り入れたり、ピザの匂いを再現した香水が販売されている。食べるだけではなく、さらに身近になったピザベッドはさまざまなメディアに取り上げられ、見た人は「ピザに埋もれて眠ることはニューヨーカーの夢。これなら夢がかなう」と絶賛した。
現在は商品化されていないが、販売を希望する声が多く寄せられている。思いの外の反響に、マンガニエロさんは販売への意欲も見せている。