ニューヨークのドーナツショップ「The Doughnut Project」(10 Morton St.)が2月22日、新メニュー「Everything doughnut(エブリシング・ドーナツ)」の販売を始めた。新しく朝の定番メニューに仲間入りするのではないかと話題を呼んでいる。
同メニューは、少し甘いクリームチーズ、ケシの実、ゴマ、カボチャの種、シーソルト、ガーリックチップと、その名の通り「全て」というほど種類豊富なトッピングが施されているのが特徴。同じように多種多様なトッピングがベーグルに施され、ニューヨークで朝の定番メニューとして高い人気を誇る「Everything bagel(エブリシング・ベーグル)」が新メニューのアイデアの元となった。
提供開始から1週間もたたないうちに、各ソーシャルメディアや現地紙で取り上げられ大きな反響を呼んでいる。同メニューをはじめ全ドーナツが連日午後早くに売り切れており、同店では生産量を増やして18時ごろまでオープンできるよう体制を整えている。
同店ではベーコン、ソルトチョコレートや黒こしょうを使ったドーナツなどユニークなメニューが多く、昨年の開店当時から注目を集めていた。共同営業者であり、職人も務めるトロイ・ニールさんは「しょっぱさと甘さの両方を楽しめるドーナツ。甘い物が苦手な人にも食べたいと思ってもらえたら」と話す。
営業時間は8時~(土曜・日曜は9時から)。売り切れ次第終了。