ウィリアムズバーグ(70 North 7th St.)で11月12日・13日にフリーマーケット「Artists & Fleas(アーティストアンドフリーズ)」が開催され、オーガニック日本茶ブランド「Nodoka」が粉末タイプの日本茶を販売した。
同社は、今年6月にラスベガスで開かれた「世界お茶博覧会(World Tea Expo)」の2016年度新商品「食材になるお茶(Tea as an Ingredient category)」部門で、ファイナリスト6社のうちの1社に選ばれた。
お茶は、抹茶、煎茶、玄米茶、ほうじ茶の4種類。粉末にすることで、お茶を一つの栄養素として提供することが目的。無農薬無化学肥料で一つ一つ手間暇掛けて作られたお茶の葉の成分を全て摂取できるという。一番人気はほうじ茶と玄米茶。ラテ、スムージー、お菓子など、いろいろな食べ方、飲み方を提供している。
同社代表の洪秀日(ホン スイル)さんはニューヨークに3年半住んだ経験があり、抹茶をはじめ日本食品への注目度が日々増していることに着目。「生産者と海外購入者を直接つなぎ、どのような人がどのような思いで生産しているのかを伝え、お互いの顔が見える商品を海外で発信していきたい」という思いから海外向けブランドを始めた。
現在、商品はオンラインのみで販売。将来的には、ストーリーに賛同できるカフェなどでの取り扱いを予定する。