デンマーク発の子ども玩具ブランド「LEGO(レゴ)」の旗艦店が6月24日、ニューヨークのロックフェラーセンター(620 5th Avenue, New York)1階 にソフトオープンした。
店舗面積は約279平方メートル。グランドオープンニングを29日に控える同店は、1週間ほど前からプロモーションなしで店舗を公開。多くの子どもや大人でにぎわう店内には、1年近くを費やして完成したというロックフェラーセンターをはじめ、5番街のアップルストア、自由の女神像などレゴで再現したニューヨークの名所やオブジェ30点以上が並ぶ。そのほか、子どもがゲームや動画を楽しめるコンピュータも設置。
商品を持ってカメラ付きのモニターの前に立つことで商品の完成図が立体的に見られる、拡張現実を利用した装置「Digital Box(デジタル・ボックス)」や、レゴの部品をつめ放題で販売する「Pick-A-Brick(ピック・ア・ブリック)」なども提供する。
ブランド経験に比重を置いた同店は、レゴをテーマにした誕生日会の会場提供や「レゴの制作の達人」によるレッスン、レゴ好きが集まるクラブ集会など、商品に触れて体験することで得られる価値を重視した店舗展開に力を入れる。
6月29日から7月1日は、オープニングイベントも予定。会場を訪れる客を交え、レゴ制作の達人たちがニューヨーク市の愛称「ビッグアップル」にちなんだ、高さ約4.6メートルの赤いリンゴを制作する。 イベント期間中には35ドル以上の買い物客500人を対象に、特製Tシャツや限定「LEGO Apple」セットのプレゼントをも予定する。
営業時間は10時~ 20時(日曜は11時~)。オープニングイベントの開催時間は、6月29日・30日=8時~18時、7月1日=8時~15時。