食料品チェーン店「ディーン・アンド・デルーカ(Dean & Deluca)」は11月8日、ニューヨークを含む6店舗で本格的なインドのチャイ「ティプズ・チャイ(Tipu’s Chai)」の販売を始めた。
モンタナ州を拠点とする「ティプズ・チャイ」では、ビピン・ペタルCEOが祖母の代から受け継ぐチャイのレシピを商品化。インドのグジャラートで誕生したレシピに、独自スパイスとオーガニック・インディアンティーをブレンドした、ほどよいスパイスのバランスと深みが人気だ。1997年の創立以来、モンタナを中心に、カリフォルニア、オレゴン、ワシントンなどで展開し、現在は全米各地でその名が広がっている。
同ブランドのチャイは、原材料は全てオーガニックで、保存料、合成甘味料などは一切使わず、砂糖や乳糖の成分も含まないため、糖尿病や乳糖不耐を気にする人でも楽しめる。
ディーン・アンド・デルーカでは、「ブラック・チャイ」「スロー・ブリュー・オリジナル」のほか、カフェインフリーの商品も販売する。ペタルさんは、11日にソーホー店、12日にはアッパーイーストサイド店を訪れ、自ら入れたチャイを来場者に提供する。
ペタルさんは「私たちの上質なチャイを新商品として提供できてとてもうれしい。今回のパートナーシップで、さらに多くのチャイ愛好家にティプズ・チャイを試してほしい」と、チャイ好きの反応に期待を寄せる。