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NYで「グラフィティアート・フェスティバル」-旧図書館を再利用

NYの廃墟となった旧図書館に展示される、グラフィティアート。

NYの廃墟となった旧図書館に展示される、グラフィティアート。

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 MOMA美術館前に位置し2008年に閉館となったNY市立図書館「Donnell Library Center」(20 West 53rd Street)で現在、グラフィティアートの展示が期間限定で行われている。

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 空きスペースをアーティストが作品を披露する場所として活用している非営利団体の「Chashama」が主催。今回は、廃虚となった旧図書館を使い、世界規模で拡大しているストリート・アートの作品展示をショーウインドーで展開している。

 同展示会には33人のアーティストが参加し、幻覚状態を呼び起こす壁画や、大きな肖像画、アニメ画などの作品が並ぶ。展示はNYの「ユニークな遺産」の一部として、アートの歴史的タイムラインを伝えている。

 犯罪歴があり、本名を明かさず無限を意味する名称で30年前から地下鉄アートを描き続けているダウンタウン・アーティストの「infinity」さんは、「ミュージアム同等の展示会を開催できたことに感動している。私たちアーティストは、それぞれの作品に対して互いに共感し、つながり合っている」とアートへの熱意を話す。

 4月17日まで。

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