学ぶ・知る

オープンカーが史上最多、NY国際自動車ショー開催へ-トヨタは震災支援も

シボレー「バンブルビー」がロビーでお出迎え

シボレー「バンブルビー」がロビーでお出迎え

  • 0

  •  

 ニューヨーク・マンハッタンの「ヤコブ・K・ジャビッツ・コンベンションセンター」(655 W 34th St. New York)で4月22日、毎年恒例の「国際自動車ショー」が始まる。

[広告]

 ハイブリッドやEVなどの文字が行き交い、昨年に続きエコカーが主流の今年は、日産の「プラグイン・ハイブリッド」「クリーンディーゼル」などが多数登場。ガソリン価格の高騰が問題視される中、燃費の良い車を提案するメーカーが多く見られる。

 車内のエコを視野に入れ、「BMW」「フォルクスワーゲン」「メルセデスベンツ」など7社がオープンカーをそろって発表。イタリアのメーカー「フィアット」もまた、アメリカ初登場車種「500」のオープンカーを発表した。NY国際自動車ショー史上最多となる35車以上のオープンカーが並ぶショーとなっている。

 きらびやかな車が並ぶ中、同ショーで唯一東日本大震災の支援活動を行うトヨタは、被災地へのメッセージを投稿できるウェブサイト「Hope For Japan」を特設。展示場に設置された数台のPCで、来場者からメッセージや赤十字への募金を受け付ける。

 トヨタ慈善事業地域課のマイク・ラウス副社長は「トヨタの関連会社と社員から総額約30ミリオンドル(約25億円)、トヨタUSAだけでも約4ミリオンドル(約3億3.000万円)の募金を集めた。自分も過去に22回日本に行き東北の工場に足を運んだ経験もある。震災の影響を見て皆、心を打ち砕かれた。私たちにできるせめてものこと」と話す。

 そのほか、トヨタとBMWがスマートフォンにより快適な乗車空間を演出するアプリを発表。「レクサス」のミッドサイズグランドツーリングセダン「LF-Gh」のコンセプトカーや、最新映画「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」で使用されたシボレーの「バンブルビー」なども展示されている。

 開催時間は、月曜~土曜=10時~22時(日曜=10時~19時)。5月1日まで。

ニューヨーク経済新聞VOTE

ニューヨークで思い切り楽しみたい!みなさんはどんな特集に興味がありますか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース