フィンランドのテキスタイルブランド「マリメッコ(Marimekko)」が、ニューヨークを拠点にアメリカ市場で大きな展開を見せている。
そのモダンで色鮮やかなデザインが、日本にもファンが多い「マリメッコ」は、1951年にテキスタイルブランドとして誕生。以来ファッション、インテリア、バッグ、生活雑貨などのラインアップを展開し、世界各国で親しまれている。
これまでニューヨークには、地元の会社「Kitos, Inc.」が運営するコンセプトストアが存在していたが、昨年10月アメリカ初となるショールームを、ソーホーのインテリア雑貨店「Crate and Barrel」に出店。その後、シカゴ、サンフランシスコ、ロさんゼルスへと展開した。2013年の終わりまでに、全米に22カ所のショールーム出店を目指している。
今年初めには、子会社である「Marimekko North America Retail LLC,」をニューヨークに設立。これに伴い、全米初となる旗艦店のオープンを発表。9月には、フラットアイアン地区の5番街沿いに約4000平方メートルのフラッグシップショップのオープンを控えている。
同ブランドは今月20日、マリメッコブランドの公式ウェブサイト内にアメリカ向けEコマースサイトを開設。総合的な商品ラインアップで、アメリカの消費者への販売を開始。アメリカで入手不可能なコレクションも扱っていく。