ニューヨークで現在開催中のオンラインのフードフェスティバル「Grubhub Digital Food Festival」が話題を集めている。
同フェスを主催する「グラブハブ(GrubHub)」(本社=シカゴ)は、現在地付近でデリバリーオーダーを受け付けるレストランを割り出し、注文できるレストラン検索サイト。漏れなくデリバリーが届くよう、利用客からのオーダーを常に監視するサービスを提供している。2004年の創立以来、1万4000店以上のレストランメニューを蓄積し、全米17都市で展開するまでに成長した。
今回のフェスでは、4週にわたりニューヨークの人気レストラン20店が日替わりで特典付きメニューを用意。1週目に行われたウィリアムズバーグのバーガーショップ「DuMont Burger」が格安バーガーを振る舞い、「Van Leeuwen Artisan Ice Cream」が1セントアイスクリームを提供するなど好評だった。
2週目となる今週は、26日にピーナツバター専門店「ピーナツバター&カンパニー(Peanut Butter & Co)」が1セントの特別メニューを提供。27日は188年の歴史を誇る「Kat'z Deli」はディスカウントと創業以来初となるデリバリーを実施し、29日は老舗ベーグル店「H&H Bagels」が参加する。
3週目、4週目もイケメン店員が多いことで知られるNYのグルメピザチェーン「Artichoke Basille's Pizza」、本場イギリスのフィッシュ・アンド・チップスが味わえる「A Salt & Battery」、ブルックリンの人気バーベキューレストラン「The Smoke Joint」など、ニューヨークの食事情には欠かせないレストランが名を連ねる。
オーダーは同社アプリ、ウェブサイトから可能で、受付時間や詳細はGrubHubのFacebookページから確認できる。10月14日まで。