オーストラリアの映画俳優ヒュー・ジャックマンさんが共同経営するコーヒーショップ「Laughing Man Coffee & Tea(ラッフィングマン・コーヒー&ティー)」(184 Duane Street, New York)が10月24日、トライベッカにオープンし話題を呼んでいる。
ジャックマンさんと友人のバリー、デビッド・スタインガードさん親子が主宰する慈善事業団体「Laughing Man Worldwide(ラッフィングマン・ワールドワイド)」の一部としてオープンした同店は、ジャックマンさんが過去に訪れたエチオピアで、コーヒー農園主のデュカレさんとの出会いをきっかけにオープンした。
農園で精魂込めて働くデュカレさんに心を打たれ、「一人の力がこれほど地域の役に立ち変化できる」と実感したというジャックマンさんの思いが形になったという。
同店では、デュカレさんが作るコーヒー豆「デュカレズ・ドリーム」をはじめ、各国から輸入したコーヒーやホットチョコレート、コーヒーグッズなどを扱うほか、日替わりコーヒー、エスプレッソドリンク類、オーストラリアの名物ドリンク「フラットホワイト」などを提供する。収益の半分は、母体となるラッフィングマン・ワールドワイドを通しチャリティーに寄付される。
ラッフィングマン・ワールドワイドは「ALL BE HAPPY」のモットーを掲げ、自らの資金で会社や商品を開拓。雇用増加や起業家精神の促進、地域に必要な考案能力を奨励する。起業や商品支援の過程で得た収益を、チャリティーへ寄付するという仕組み。
営業時間は、月曜~金曜=7時30分~17時。