ニューヨークで人気のカレー専門店「GO!GO!CURRY!(ゴーゴーカレー)」が3月15日、グリニッチビレッジにNY2号店(231 Thompson Street, New York)をオープンした。
オープンを記念し、同日は555食のシングルサイズカレーを1食55セントで提供。前日の22℃を超える暖かさとは逆に最高気温11℃と肌寒い中、10時55分の開店前から店頭にはアメリカ人客の姿が目立つ長蛇の列ができた。
「朝から1時間並んだかいがあった」というNY市内在住のデイビッド・スラフさんは、満足気に店から出て来た。「ソースが自分好みで大好き。ずっと開くのを待っていた」と目を細める。石川県金沢市発祥の「金沢カレー」は、ニューヨーカー相手にホームランを打ち放つ勢いで人気となっている。
「感無量」とオープン当日の気持ちを表現するゴーゴーカレーUSA大森智子社長は「山あり谷ありの状況の中、地域住人が立ち寄り声を掛け手を貸してくれた。皆のおかげでオープンできた」と、コミュニティーの温かさを感じたと話す。
同店ではテーブル10席を用意。メニューは、オリジナルゴーゴーカレー(5ドル~)、チキンカツカレー、エビフライカレー、ウインナーカレー、とんかつカレー(以上7ドル~)、トッピング4つのホームランカレー(9.5ドル)、5つのグランドスラム(12.5ドル)、12個のトッピングをのせたアメリカ最大となるワールドチャンピオンカレー(25ドル)をそろえる。オープンから2週間は全てのシングルサイズを5ドルで提供している。
日本から駆け付けた、ゴーゴーシステムの宮森宏和社長は「同店はNYで展開していく5店舗の2店舗目。次はウォール街やマンハッタン東側などの出店を視野に入れている」と、さらなるNY展開の予定も認める。
営業時間は11時55分~22時55分。