映画「アメイジング・スパイダーマン」の全米公開(7月3日)に先駆けて、ニューヨークの各地で「スパイダーマン・ウイーク」の関連イベントが開催されている。
配給元の「コロンビア・ピクチャーズ」とニューヨークの文化施設などが共催。同ウイーク初日の6月25日には、トゥデイ・ショー・プラザ(30 Rockefeller Plaza)に映画の出演者が参加してキックオフイベントが開かれ、夜はエンパイア・ステート・ビルディングがスパイダーマンカラーの赤と青にライトアップされた。
ニューヨーク市内の4つの動物園や「ボタニカルガーデン」(2900 Southern Blvd, The Bronx)、「アメリカ自然史博物館」(Central Park West at 79th Street)などでは期間限定でクモをテーマにした企画展を開催。有名人のろう人形で知られる「マダム・タッソー館」(234 West 42nd Street)では、スパイダーマンをはじめとするアメコミ出版社「MERVEL(マーベル)」のヒーローたちの等身大フィギュアが集合。特殊効果を使った4Dショートフィルムを上映し、入場料も10ドル引きになる。
今月30日には、ソニーアメリカ本社ビル内の子ども向け電子技術科学館「ソニー・ワンダー・テクノロジー・ラボ」(550 Madison Avenue)でアニメーション・ワークショップが開かれる。スパイダーマン映画で用いられたハイテクアニメーションの秘密を解き明かすほか、粘土の人形を操って撮影する「クレイメーション」の技法を使った映画作りも体験できる。
同ウイークは7月1日まで。開催日時や入場料はイベントごとに異なる。