ニューヨーク市で最も長い歴史を持つ無料ダンスフェスティバル「ダウンタウン・バッテリー・ダンス・フェスティバル2012」が8月11日に始まる。
同フェスは、ニューヨークを拠点に世界各地で公演やレッスンを行う「バッテリー・ダンス・カンパニー」の主催で毎年開かれ、今年で31回目。ダウンタウン地区のバッテリーパーク(1 Battery Park Plz)とワン・ニューヨーク・プラザ(1 New York Plz)内特設ステージで、20のダンスカンパニーが8日間にわたってパフォーマンスを繰り広げる。
米国以外のダンサーも参加するため、幅広いジャンルのダンスを楽しむことができるのも同フェスの特長。今年はシンガポールのダンスカンパニー「スリ・ワリサン」によるマレーのエスニックダンスや音楽などのほか、モダンバレエ・アフリカンダンスなどの公演が予定されている。
今回のハイライトとして注目されるのが、17日の「イレーシング・ボーダーズ・オブ・インディアン・ダンス」。インドのダンスカンパニーが、古くから伝わるインディアン・ダンス「カタック」や「クチプディ」、仮面をつけて踊る「セライケラ・チョウ」などを、ニューヨーク、ロシア、カナダのカンパニーと共に披露する予定。
全パフォーマンス観覧無料。公演時間は日によって異なる。8月18日まで。