エンパイア・ステートビルで階段駆け上がりレース―86階のゴール目指す

階段駆け上がりレースが開催される「エンパイア・ステート・ビルディング」

階段駆け上がりレースが開催される「エンパイア・ステート・ビルディング」

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 エンパイア・ステート・ビルディング(350 5th Avenue, New York)の1階から最上階までを駆け上がるレース「ESB Run-Up(エンパイア・ステート・ビルディング・ランアップ)」が2月2日、開催される。

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 1931年に完成した、ニューヨークで最も高いことで知られる同ビルがコースとなるレースは、「New York Road Runners」主催の下、1978年に始まった。今年で32回目。全世界から毎年多くのランナーが集まり、展望台のある86階までの階段1,576段(約320メートル)を駆け上がりゴールを目指す。

 昨年は全米25州、世界17カ国から300人以上が参加。男子はドイツ出身のトーマス・ドルドさん(24)が10分7秒、女子はシンガポール出身スザンヌ・ウォルシャムさん(35)が13分27秒で優勝した。男子の記録は、2003年オーストラリア出身のポール・クレークさんが出した9分33秒、女子は2006年オーストリア出身アンドレア・マイヤーさんの11分23秒と、外国選手の健闘が目立つ。

 参加応募資格は18歳以上で、参加費用は30ドル。スポーツの経歴、健康状態などを基準に招待された選手のみ出場。1回目からこれまでに3,662人が完走している。

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