1月29日、「花と音楽の祭典 ～KAJIKI’S ARTIST SHOW」が「Carnegie Hall（カーネギーホール）」（881 7th Ave）で開催された。主催は社団法人IFA・花のある街振興会。同ホールでの開催は2011年に始まり、今回で3回目となる。

　デビュー30周年を迎える長山洋子さんがゲストとして登場し、三味線演奏に合わせコンサートを行った。コンサートの途中には、長山さんが客席に降りるファンサービスもあった。また、ミュージシャンのIZAMさんが演出するブーケショーやダンスパフォーマンスも行われた。

　会場に来ていた50代のアメリカ人女性は「日本の伝統的な衣装や音楽に触れることができてうれしい。今まで以上に日本の文化に興味を持った」と話した。

　同協会はフラワーアレンジメント、花の普及、フラワーデザイナーの養成とその支援を目的に、1992年日本で発足。2001年に法人化され、株式会社銀座IFAとして海外での支部展開や教室活動を行う。日本を中心に北米、北欧、アジアの10都市以上に支部を構える。「花のある街振興会」として、日本のみならず、ニューヨーク、ハワイ、パリ、ロンドン、上海などで花文化を媒体とした「地域振興と国際文化交流」を目的としたイベントを定期的に開催し、花と共に日本の伝統工芸品やアーティストのパフォーマンスなどを世界に発信、文化交流を図っている。