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NYでレストラン「夜波来(よっぱらい)」人気-ミシュランでおすすめに

夜波来 自家製納豆

夜波来 自家製納豆

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 昨年3月にニューヨークのローワー・イースト・サイドにオープンした「夜波来(よっぱらい)」(151 Rivington St.)が、レストラン予約サイトOpenTableで「グルメな人が選ぶレストラン」として2012年に1位に選ばれ、2013年はミシュランガイドでおすすめの店に選ばれるなど、ニューヨーカーの間で絶大な支持を受けている。

夜波来、調理風景

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 「夜波来」の店名は日本酒好きな大将の柴田さんが、ニューヨーカーに日本酒で酔っぱらってもらいたい、外国人にも覚えてもらいやすい名前がいいという由来。「買った物ではなく全て手作りで、日本そのものの味を提供する」をポリシーに、豆腐や納豆に至るまでオリジナルの味を提供する。客層の約8割は外国人だが、外国人用に合わせた味に変えることはなく、日本の味を徹底して提供し続けた。

 週2回築地から仕入れた食材を使い、新鮮な刺し身を提供する。ニューヨークでは同店のみでしか食べることができない自家製納豆や、イチボの和州牛たたき(13ドル)、名物関ヶ原たまりの焼きおにぎり(4ドル)が好評。日替わりのメニューもあり、秋はサンマ、正月にはおせち料理など、季節の旬な食材を使ったメニューを次々と提供している。現在のおすすめはカキの土手鍋(13ドル)、キンキ(25ドル)と白子ポン酢(8ドル)。

 花板の三浦さんはもともと、父親の店で東京・六本木の「あぶらや」で働いていたが、柴田さんにニューヨーク出店の話を持ち掛けられ、昨年2月に渡米してきた。「ニューヨーク出店を聞いた時は楽しみで仕方なかった。渡米してからは仕入れ時にキロとパウンドの違いで戸惑うこともあったが、初めての場所で新しいことをするのはいろいろと勉強になる。夜波来のメニューは全てオリジナルだが、味は全て日本で学んできたもの。外国の方には本当の日本の味を味わってもらいたい。カウンターで調理をしていると、外国人のお客さんは興味深そうにのぞいてくれる。味もパーフォーマンスも楽しんでもらえてうれしい」と話す。「特別なことなどやっていないが、とにかくお客さんが楽しく飲んでくれれば幸い」と柴田さんと三浦さんは話す。

 同店では3人の利き酒師が「厳選」した 約50種類の日本酒を用意。日本酒のイベントも随時開催している。

 営業時間は18時~24時。日曜定休。

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