銃社会の闇、NYで銃事件相次ぐ-警察の発砲に問題視も

市民を守る警察官の行動も問題視されている

市民を守る警察官の行動も問題視されている

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 9月25日、ニューヨークのロングアイランドで在米韓国人男性が銃を乱射し、1人が死亡、1人が重体となる事件が起こった。ニューヨークは厳しい銃規制があるにもかかわらず銃犯罪は後を絶たず、警察官の発砲も市民から問題視されている。

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 9月1日にはブルックリンで父親を狙って撃たれた弾が、乳母車に乗っていた1歳児の頭を貫通し死亡した事件が起きた。15日にはタイムズスクエアで警察官の発砲により2人が病院へ運ばれた。車に飛び込み、自殺をしようとした男性を多数の警察官が取り囲んだ。取り押さえを試みた時、男性はポケットからメトロカードを取り出そうとしたが、不信な動きと判断した警官が拳銃を取り出し発砲。男性には当たらず、歩行者2人に流れ弾が飛んだ。その場にいた全ての警察官が拳銃を手にとり男性を追いかける姿が多くの市民に目撃されており、警察官の行動に問題視する声も上がっている。

 ニューヨーク在住の女性は「みんな簡単に銃を発砲して、何を考えているのかわからない。スキルが十分ない警察に銃の所持を認めるのもおかしいと思う。昨年のエンパイアステートビルでの乱射事件でも警官の乱射が原因で9人がけがを負った。銃の殺傷能力を今一度アメリカの住民は再認識し、容易に使わないよう考えるべき」と話した。

 米大手コーヒーチェーン「スターバックス」では、顧客に対し店内に銃を持参しないよう自粛要請を出した。所持者に対しての入店拒否や注意はなく、サービス提供も通常通り行うが「礼儀作法などを考慮したお願い」として表明した。

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