ニューヨークの「Vivian Beaumont Theater(50 Lincoln Center Plaza #150)」で、来年3月から公演される「King and I(王様と私)」に俳優・渡辺謙さんが王様役として起用された。
1860年代のタイ王国を舞台に王子の家庭教師として王宮に迎え入れられたアンナが王様と衝突を繰り返しながらも次第に惹かれあう姿を描いた同作品。1944年に小説として発表され、1951年にミュージカルとして初演された。過去には3回リバイバル公演が行われた人気作品で、今回の公演は19年ぶりとなる。
家庭教師のアンナ役には「南太平洋」などで5度トニー賞にノミネートされた経験を持つ実力は舞台女優のケリー・オハラさんが選ばれた。また伝説的な作詞・作曲家コンビ「ロジャース&ハマースタイン」が音楽を手掛けており、劇中の代表曲「Shall we dance?」などがよみがえる。
ニューヨーク在住の女性は「近年の渡辺謙さんの活躍はすごくうれしい。ぜひ舞台を見に行って、歌声を聞いてみたい」と話していた。
公演は2015年3月12日から。