ニューヨークのマンハッタンで9月21日、地球温暖化防止を訴えるデモ行進「ピープルズ・クライメイト・マーチ」が行われた。各国NGOなどが参加を呼び掛け、31万人もの人が集まり、過去最大の温暖化防止のデモ行進となった。
同デモ行進は、23日に国連本部で開催された「気候変動サミット」に先立ち行われ、アル・ゴア元米副大統領や俳優のレオナルド・ディカプリオさんのほか、複数の米上院議員も参加した。参加者は「地球の代わりはない」「今地球を救う行動を起こさないと手遅れになる」など思い思いのメッセージを書いたプラカードを持って、4マイルにわたって行進した。
温暖化防止を訴える波は世界各地に広まり、英国、フランス、アフガニスタン、ブルガリアなど160カ国以上の都市でも同日にデモ行進が行われ、近年の異常気象について訴えた。23日に行われたサミットには、安倍首相やオバマ大統領をはじめとする120カ国の首脳が参加した。