ニューヨーク市内にあるジャパン・ソサエティー(333 E. 47th St.)で7月9日から夏恒例の映画祭、第9回「JAPAN CUTS ~ジャパン・カッツ!」が開催される。
今年は、合計28本の長編作品と10本以上の短編作品の上映が予定されており、同映画祭最多15人のゲストを迎える。
長編映画は全てニューヨーク初上映。昨年、即日チケットが完売した北村一輝さん主演映画「猫侍」の続編「猫侍 南の島へ行く」はワールド・プレミア作品として上映が決定している。その他にも第38回モントリオール世界映画祭で、最優秀監督賞を受賞した「そこのみにて光輝く」など、上映する作品はさまざまなジャンルで幅広い年齢層を対象としている。
4年前から、日本映画界に貢献している監督や俳優の功績をたたえる「CUT ABOVE」賞を設けている。今年の「CUT ABOVE賞 for Outstanding Performance in Film」は、女優・安藤サクラさんに贈られ、16日には授賞式と質疑応答が行われる。
チケットは、一般=13ドル、ジャパン・ソサエティー会員・シニア・学生=10ドル。7月19日まで。