ニューヨーク公立図書館(5th Ave. at 42nd St.)は1月6日、同館のオンラインサイト「NYPL Digital Collections」で18万点を超える新たなデジタルコンテンツを公開した。同館では2005年以来所蔵品の画像データ化を進めており、今回追加されたものを含めると総数は約67万点となる。
今回公開された画像データは全てが「パブリックドメイン」に区分けされており、米国の著作権に縛られることなく再利用ができる。これらの画像データは、ウェブサイトなどで利用しやすいデータから高解像度のファイルまで無料でダウンロードできるようになっており、利用者は転用時に同館に許可を取る必要がない。
これまで、同コレクションの画像データは「見てもらう」ことを軸に構成してきたが、今後は利用者に「有効活用してもらえる」データの蓄積を最優先にコンテンツを増やしていくという。日本人にもゆかりのある浮世絵や絵巻物なども含まれている。