ニューヨークミシュラン一つ星を獲得したBetony(41 W 57th St)が現在、日本の調理法や食材を取り入れた秋限定メニューを提供している。
同店は10月3日~8日の6日間にわたり、パークハイアット東京のニューヨークグリルで「ベットニー シグネチャーズ」と題し、Betonyのメニューを日本向けにアレンジしたディナーコースを提供した。Betonyからは3人のシェフが招待され、昆布やかつおぶしからだしを取るなど、米国と日本の融合した料理を提供した。
「ベットニー シグネチャーズ」で腕を振るったシェフの一人、ジャック・ローグさんはニューヨークにおける「Zagat “30 Under 30”」に選出された29歳の若手シェフ。2回目の訪日を終え、「日本の食文化はもちろんのこと、日本人が持つ敬意、誠実さ、勤勉さは私たちアメリカでも見習うべきで、当店でも実践したい。目標はブーレイシェフのように『日本食の親善大使』に選ばれること」と話す。
Betonyの秋の季節料理コースには、マツタケ料理やマイタケを使った魚料理など、日本の特色を持った創作アメリカ料理を味わうことができる。メニューは全てプリフィックスで、価格はランチ=42ドル、ディナー=110ドル、季節のテイスティングメニュー=215ドル。サンクスギビング限定のコースも用意する。
営業時間はランチ=12時~14時(月曜~金曜)、ディナー=17時30分~22時(金曜・土曜は22時30分まで)。日曜定休。