ニューヨークのイーストビレッジに2月23日、立ち食いステーキ専門店「いきなりステーキ」が米国第一号店となる「Ikinari Steak East Village」(90 E. 10th St.)をオープンする。
同店は日本で立ち食いステーキ専門店を展開する「ペッパーフードサービス」の出店。日本では2013年に銀座に1号店をオープンして以来、高品質の厚切りステーキが食べたいだけ早くお手頃に食べられるビジネスモデルがヒットし、現在では国内で116店舗(2017年2月現在)となる急成長を遂げている。
今回の出店について、同社の代表取締役社長である一瀬邦夫さんは「忙しく都会で働く人にとって美味しいものを手早く食べたいというニーズはきっとある。それは東京もニューヨークも変わらないはず。高品質のステーキをスピーディーに提供するスタイルを自身が大好きなニューヨークで試してみたい思いが今回の出店に繋がった」と話した。コンセプトに興味を持ったニューヨークの情報誌タイムアウトやウォールストリートジャーナルなど多くの現地メディアからもすでに取材要請もきている。
アメリカ人に親しみのあるステーキに「立ち食いスタイル」「オンスではなくグラム表示」「しょうゆ味のステーキ」「チップ無し」「肉マイレージカード」という斬新かつ独創的なアイデアがニューヨーカーの心をつかむか注目が集まる。
アメリカ初となるイーストビレッジ店も日本と同じくステーキに絞ったメニューとなる。メニューはすべてチップ込みとなり、ランチのみ提供のワイルドステーキ(300グラム)は20ドル、日本同様に自分で量をオーダーできるサーロインステーキが16ドル(200グラム)から、リブアイ27ドル(300グラム)、フィレは22ドル(200グラム)からオーダーできる。
2月23日のオープニングセレモニーでは日米で監督経験のあるボビー・バレンタイン氏を迎え11時にオープンする。
営業時間は11時~23時。